11日に引き続き、「プラスチックごみアンケートまとめ」の速報第2弾を提供します。「使い捨てマスク」・「プラごみ削減」・「マイクロプラスチック」の3つの設問への回答をまとめました。
使い捨ての不織布マスクがプラスチック製であることを知っていた人は72名中44名(61%)、知らなかった人は28名(39%)でした。
また、世界的に深刻な問題になっている「マイクロプラスチックごみ」については、「もっと勉強したい」などの意見も多く、情報が不足していることがわかりました。
環境省がH22~26に行った「海洋ごみの実態把握調査」によれば、調査した日本周辺海域(東アジア)では、北太平洋の16倍、世界の海の27倍のマイクロプラスチック(個数)が存在しており、マイクロプラスチックのホットスポットであると指摘されています。もっと学び、私たちの消費行動の見直しをしていきたいと思います。ぜひご覧ください!
プラごみアンケート速報版【2.マスク・プラごみ・マイクロプラスチック編】
【参考】「マイクロプラスチックとは?」 環境省公表資料「海洋ごみとマイクロプラスチックに 関する環境省の取組」(海洋ごみシンポジウム2016)より一部抜粋 ⇒微細なプラスチックごみ(5㎜以下)のこと。含有/吸着する化学物質が食物連鎖に取り込まれ、生態系に及ぼす影響が懸念される。2015年独G7首脳宣言においても、海洋ごみ(とりわけプラスチック)が世界的な問題 であることが確認された。
(分類)①一次的マイクロプラスチック (primary microplastics) ・・・マイクロサイズで製造されたプラスチック。洗顔料・歯磨き粉等のスクラブ材等に利用されているマイクロビーズ等。排水溝等を通じて自然環境中に流出。②二次的マイクロプラスチック (secondary microplastics) ・・・大きなサイズで製造されたプラスチックが、自然環境中で破砕・細分化されて、マイクロサイズになったもの。